ステータスパネルの使用

QAWebステータスパネルにアクセスするには、Windowsタスクバーの通知エリアで[QAweb Agent]アイコンを左クリックします。

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  • 現在のQAステータスを示します。 参照: 現在のQAステータス

  • 現在の測定された周囲光(輝度)を示します。 参照: 現在の周囲光の表示

  • 現在実行中のタスクがある場合、この領域に表示されます。

  • このエリアには、ユーザーによる操作が必要なタスクが表示されます。 参照: ユーザー操作が必要なタスク

  • をクリックすると、ワークステーションの詳細が表示されます。

ステータスパネルの下部エリアには、種々のボタンが含まれています:

現在のQAステータス

キャリブレーションとQAテストを組み合わせたステータスが、単一のQAステータス指標にまとめられています。 値には、次のものがあります:

  • 準拠 :すべてのQAテストは*準拠*QAステータスになっています。 現在、実施が必要なQAテストはありません。

  • 結果を待機中 :少なくとも1つのタスクが実施待ちになっています。

  • 非準拠 :少なくとも1つのQAテストがテスト基準に合格しなかったため、非準拠QAステータスになっています。

  • 警告 :解決すべき技術的な問題があります。

ユーザー操作が必要なタスク

QAWeb Agentは、自動化されたタスクをバックグラウンドで自動的に実施します。 それでも、一部のタスクはユーザーの操作が必要です。 ユーザーの操作を必要とするタスクの典型的な例としては、目視試験パターンを含むタスクや、測定に外部の光学センサーを使用するタスクがあります。

ユーザー操作を必要とするタスクは、ステータスパネルに一覧表示されます。

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ステータスパネルに表示されている、操作が必要なタスクを左クリックして実行します。 タスクが完了すると、次に操作が必要になるまで、ステータスパネルから削除されます。

キャリブレーションおよびQAタスクの詳細を表示することについて詳しくは、 タスクの概要 を参照してください。

現在の周囲光の表示

注釈

周囲光の表示には、周囲光センサーが組み込まれたBarcoディスプレイが必要です。

QAWeb Agentは定期的に周囲光を測定します(測定は毎分行われ、一時的な変動を排除するために最後の3回の測定が組み合わせられます)。 この値がステータスパネルに表示されます。 サポートされるセンサーを搭載したディスプレイが複数存在する場合は、複数のディスプレイでの測定値の平均が計算されます。

追加の設定として、周囲光ポリシーを設定すると、周囲光が適合限度を超えた時に、エンドユーザーに通知するよう設定できます。 周辺光ポリシーがエージェントでアクティブの時に、適合限度を超えると、ポップアップウインドウがワークステーション上に表示され、ユーザーに周囲光を落とすように促します。 ユーザーはこれらのポップアップ警告を、当該日について無効にできます(例えば、当該日については、それ以降読影を行う予定がないなど)。

周囲光ポリシーの設定について詳しくは、QAWeb Enterprise Portalユーザーガイドをご覧ください。

ディスプレイメニューのロック解除

QAWeb Agentは、ユーザーがキャリブレーション設定を誤って変更することを防ぐため、ディスプレイメニュー(OSDメニュー、On Screen Displayメニュー)を自動的にロックします。 例えば保守のためや、工場リセットを行う場合などに、ディスプレイメニューを一時的にロック解除できます。

ディスプレイメニューのロックを解除するには:

  1. Windowsの通知エリアで[QAweb Agent]アイコンをクリックして、パネルを開きます。

  2. アイコンをクリックします。

  3. [解除]ボタンをクリックして確認します。

ディスプレイメニューは1時間の間、または、QAWeb Agentが再起動されるまでロックが解除されます、その後、ディスプレイメニューは自動的に再びロックされます。

サーバーポリシーの更新

エージェントをオンラインモードで使用する場合は、QAWeb Enterprise Web Portalを使用して、キャリブレーションおよびQAポリシーを設定します。 ポータルを使用して変更が行われた場合、エージェントがこれらの変更を採用するのに最大1時間かかる場合があります。 テスト時、または、トラブルシューティング時にこの遅延は不便な場合があるので、 アイコンをクリックすることで、ポリシーを強制的にリロードできます。

テストパターンの表示

テストパターンを使用すると、ディスプレイ特性の評価を、目視による検査または外部輝度センサーを使用して行うことができます。

アイコンをクリックすると、利用可能なテストパターンを示したウィンドウが表示されます。 表示するパターンを選択します。 テストパターンはすべてのディスプレイに同時に表示されます。

エージェントは、次のテスト パターンの表示に対応しています:

  • カラーグラデーション

  • TG18 MM1

  • TG18 MM2

  • TG18 CH

  • TG18 KN

  • JRS Chest

  • JIRA Chest-QC

  • Steady Color

  • TG18 MP

  • TG18 OIQ

  • TG18 LN12 1、...18

  • TG18 LPH10、50、89

  • TG18 LPV10、50

  • TG18 UN10、80

  • TG270 SQC

  • TG270 PQC